Archive for 10月 30th, 2011
うつ病から抜け出す為には、この思考パターンを変えていけばいいのですが、簡易的な事ではありません。
うつ病の基でになりやすいものの考え方やとらえ方には、ここに案内しているようなパターンがあります。
自身が、今どんなうつ的思考パターンに陥っているのかを、自覚している事ができます。
そして、常にのような考え方をしたとき、「これは○○○○パターンだな」と当てはめてみましょう。
うつ病治療の重要な事は、自分の現状を自覚している事です。
そこで、うつ的思考パターンから脱却している為の第一歩として、思考パターンの意味を分かったうえで、その名前を覚えておきます。
うつ病の人は、「心が弱いか、仮病か、同情を誘っているようにしか見えない」ですが、うつ状態になっている人を(その人は元気だという前提で)他の人が見れば、そのように思えてしまうのも仕方ないことです。
このような感情を周囲の人が持つのはよくあることですが、実はいちばん強くそう思っているのは当事者だということを理解してください。
うつ病の当事者が、「自分は大した仕事をしているわけでもなく、人と比べて仕事量が多いわけでもない。なのにこんなに疲れている。自分のがんばりが足りないからだろうか。
自分だけ甘えているのだろうか。こんなことではこれから先、生きていけない。もっとしっかりしなければ。もっとがんばらなければ……」と自分を責め、そのために周囲に助けを求めることもできないという悪循環に陥っていることがあります。