哺乳動物の雌で、人間ほど生殖年齢の長いものは珍しいのです。雌ネズミの生殖年齢の上限はたった一年余りです。
ところが卵子は、出生時に全て第一部母細胞の段階に到達しており、この状況で、出生時から排卵の順番がくるまで卵巣の中で静かに出番を待っています。
雌牛は14歳、雌馬でさえ30歳が限度です。しかるに女性45歳ころまで続きます。
60歳を過ぎると老化速度が速くなりボケが始まりますが、たえず頭を使用していると年をとっても老化しにくいものです。
その間まったく活勤しないので、三種類の細胞の中で一番早く老化が始まります。
不妊症から立ち直る妊娠法【子宝の知恵しあわせ妊娠マニュアル】
卵母細胞の分裂は胎児の卵巣の中で、非常にゆっくりとした速度で進みます。分裂が終わった時が、卵子として成熟した時です。この減数分裂が完成した時にだけ、精子を受け入れ受精することができます。
このタイミングを逃し、受精が起こらないと、卵子は死滅してしまいます。そこで赤ちゃんとして生まれる頃に、卵子の減数分裂は休止期に入ります。
眠った状態にたとえることができます。眠れる森の美女ならぬ卵巣の卵子です。
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on 木曜日, 11月 3rd, 2011 at 17:58 and is filed under 不妊症と生理痛の解決.
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